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本の紹介です

◆ 小林正典さんの”英国太平記―セントアンドリューズの歌―”紹介 ◆

書名:英国太平記
    ―セントアンドリューズの歌―
著者:小林正典
出版社:早川書房
発行日:2009/5/20
税込価格:1,995円
ISBN: 978-4-15-209037-9
頁数/判型:437ページ/20p 19x14x2.8cm

   
 英国太平記―セントアンドリューズの歌―」は、エドワード一世とロバート・ブルース、特にブルースの為政者としての成長を中心に、アレクサンダー三世の死んだ1286年から40年間のイングランドとスコットランドの抗争と戦闘の歴史を描いた歴史小説です。

 今月17日の「スコットランドを語る会」では著者の小林正典氏が講師をされまし。また2009年10月の読書会でも「英国太平記」をとりあげ大変好評でした。

 昨年8月1日付の産経新聞「書評倶楽部」に古美術鑑定家の中島誠之助氏の書評が掲載されましたが、この本の魅力をよく語っていますので一部を引用します。

 「久しぶりに読書に嵌(はま)った。電車に乗っているときもエスカレーターで運ばれているときにもページを開いていた。巻末近く1314年のバノックバーンの戦いでスコットランド軍がイングランド軍を破った場面にいたっては、私は文中の一員となって快哉を叫び大願成就の後の軽い疲れを感じていたのだ。」



◆ 会員・武部好伸さんの”「ケルト」紀行シリーズ総集編”発売 ◆

書名:
 【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行

上巻:島編
下巻:大陸編
著者:武部好伸
出版社: 彩流社
発売日: 2010/6/18
税込価格:各1,890円
サイズ: 5版, 単行本(ソフトカバー)
ページ数: 各95ページ

上巻:
ISBN-10: 4779110734
ISBN-13: 978-4779110733

   

下巻
ISBN-10: 4779110742
ISBN-13: 978-4779110740

   

 武部さん曰く;
「いつ出るんですか〜?」いろんな人からよく尋ねられていたぼくの最新刊『ビジュアル版 ヨーロッパ「ケルト」紀行』上下巻(彩流社)が、今月16日以降、同時に書店に並ぶ予定です。

 足かけ10年にわたる「ケルト」紀行シリーズ全10巻の写真を中心に、上下巻合わせて274枚のカラー写真を載せています。
 言わば、視覚的にたどる「ケルト」紀行〜、総集編でもあります〜!!
 
 上巻は島編で、スコットランド、ウェールズ、イングランド、北アイルランド、アイルランドを収めています。
 下巻は大陸編。中央ヨーロッパ、スペイン、フランス、イタリア、東ヨーロッパを網羅しています。
 
 なお、著者・武部好伸(タケベ・ヨシノブ)さんは昨年、JSSから永年会員表彰を受けた。
1954年、大阪生まれ。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。
 日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。熱烈なタイガース・ファンで、講演依頼してもタイガースのスケジュールが常に優先。
詳しくは武部さんのブログをご覧ください。

 ・武部さんブログはこちら 

◆ 会員 三鍋昌春さんのウイスキー 起源への旅の紹介 ◆

 JSSの会員であり、JSS維持会員のサントリー社に長く勤務されている三鍋昌春さんの新著をご紹介します。

書名: ウイスキー 起源への旅
著者: 三鍋昌春
出版社: 新潮選書
発行日: 2010/04/23
税込価格: 1,260円
ISBN: 978-4-10-603656-9
版型: 四六判変型
判型 : 268ページ

 
 東大農学部の農芸化学科の修士課程を修了した著者は、サントリーに入社してウイスキーに関するあらゆる部門の仕事を経験し、長期にわたるスコットランドでの研修期間中に、エディンバラのヘリオット・ワット大学の博士課程での醸造用酵母を中心とした研究と数多くの蒸留所での実習や見学などを通して、ウイスキーだけでなくワイン・ビール・ジンなどについての知識を深めてこられた。本書はそのようにして身につけられたいろいろなアルコール飲料の製造過程などの専門的な情報を縦糸とし、古代メソポタミアやエジプトの昔から現在に至るまでの歴史の流れを横糸として絡めながらつむいだ、ウイスキーの起源と発達についての物語である。

 私のような文科型人間にとっては、本書の根幹の一つをなしている「品質と製造過程」の項にあるような専門的な解説を完全に理解することは望むべくもない。しかし、ヨーロッパや中近東の歴史の流れに多大な影響を与えたキリスト教とケルト文化が、ウイスキーの歩みに対してどのような役割を果たしたかなどについての、イギリスとアイルランドに焦点をあてた論証は、非常に説得力があって興味深い。
 著者のウイスキーについての造詣は、単に技術的な面だけに偏らず非常に多面的であり、歴史上有名な人物や出来事とウイスキーとの関連についての多彩な記述は本書の魅力の一つとなっている。著者のスコッチウイスキーに対する思い入れは尋常ではないが、先駆者であったアイリッシュウイスキーがいかにしてスコッチウイスキーに遅れをとってしまったかを客観的に述べながら、アイリッシュウイスキーに対する愛着の気持ちも隠さない。

 この本は、ウイスキーに恋をし、恋人のルーツと生い立ちを尋ねて生きてきた一人の男の愛情あふれる旅の記録である。

                   (廣瀬和清)

◆ 会員奥田実紀さんのタータンについての紹介 ◆

「赤毛のアン」とタータン大好きな会員奥田実紀さんがタータンについての新しい本を出されました。

書名:スコットランド タータンチェック紀行
著者: 奥田実紀
出版社: 産業編集センター
発行日: 2010年2月10日
税込価格: 1,365円 (本体価格1,300円)
ISBN: 9784863110366
A5変型判 140ページ
 
  
奥田さんの言葉:
 スコットランドの魅力は、ウイスキーやゴルフだけではありません。タータンチェックも魅力の一つです。

 私はタータン大好きなので、スコットランド旅行も、見逃せない名所をめぐる一方で、タータンにまつわる博物館や工場、タータンのあるお店で食事をしたり、タータンのあるB&Bに泊まりたいと思っていました。そんな熱い思いでできたのが、タータンを中心にしたこのガイドエッセイです。
 タータンにまつわるすてきなスポットをたくさん見つけてきました。タータンの歴史やタータン図鑑もしっかりと押さえてあり、タータンを知ったうえで、スコットランドを旅することができます。タータンを生んだ大地と自然、人々の気質といった魅力も一緒にお伝えし、一冊に、スコットランドのよさがぎゅっと詰めこまれています。
 オールカラー、趣ある写真がちりばめられ、見ているだけでも楽しい本になっています。
書名:タータンチェックの文化史
著者: 奥田実紀
出版社: 白水社
発行日: 2007年4月20日
税込価格: 2,415円 (本体価格2,300円)
ISBN: 978-4-560-02799-8
四六判 上製 230頁(+カラー16頁)

   
 お菓子の包み紙やデパートの紙袋をはじめ、文房具、カーテン、ソファ、靴、ジャンパー、スカート、女子高生の制服……日本に、タータンチェック柄が浸透して久しい。
 しかし、その「格子柄」がスコットランドに起源を発するものであることや、スコットランド人たちの郷土愛ならびに民族意識をも表わしているという文化背景については、あまり、知られていません。
 本書は、タータンはいつごろ日本に入ってきたか? という親しみやすい話題から、アパレル、音楽、映画や文学にも言及し、タータンの魅力をひもといていきます。そして、グレン・コーの大虐殺やカロデン・ムーアの戦いなどを経て、タータンチェックが、スコットランドの風土とともにどのように発展してきたのか、現地ルポも楽しく織りまぜつつ教えてくれます。
 タータン生地の解読方法や、織物工場の現場、伝統文化財としての登録・認証などについても詳しい。貴重な錦絵や各国別タータン一覧などのカラー図版や、図解イラストも多数収録。

◆ 元エディンバラ総領事の大塚清一郎さんの紹介 ◆

 新型インフルエンザの影響で残念ながら講演会がなくなってしまったのですが、元エディンバラ総領事の大塚清一郎さんの本です。

書名:キルトをはいた外交官
著者:大塚清一郎
出版社:ランダムハウス講談社
発売日:2008年7月25日
ページ数: 256ページ
サイズ: 19 x 13.4 x 2.2 cm
     単行本(ハードカバー)
ISBN-10: 4270003812
ISBN-13: 978-4270003817

    
著者の大塚清一郎さんについては、Amazon に次のような紹介がある。
1966年一橋大学卒業後、外務省入省。
初代エディンバラ総領事、ニューヨーク総領事、駐スリランカ大使、駐スウェーデン大使などを歴任し、2008年退官。ニューヨーク総領事館で結成したメキシカン・バンド「トリオ・ロス・ディプロマティコス」のリーダーとして芸能外交官の異名をとる。英語、スペイン語、タイ語、シンハラ語、スウェーデン語でジョークを飛ばし、バグパイプを吹いて、世界に友達の輪を広げる。

この本を読むと外交官に対するイメージが変わること請け合い。わたしは、真面目で冗談も言わず、融通も利かず、豪華な食事会ばかりの”外交”をしているイメージを持っていたけれど、赴任先の言語を歌やジョークで覚え、現地の方々と音楽で交流し、日本と日本人のイメージを変える外交官もいたのだと認識を改め、彼らを尊敬できるようになった。

特にスコットランド関係では、タムオシャンタとバグパイプを習得するくだりはとても楽しく、赴任先のニューヨークで息子さんと二人でセントパトリックデーにバグパイプバンドの一員として行進する様子には感動すること間違いなし。

  ◆ 武部好伸さんのケルト紀行本の紹介 ◆
 
先日「秋の講演会」でお話をいただいた武部好伸さんのケルト紀行本が出版されます。  
いずれの本も中身が充実、魅力に満ち、そして面白いものでしたので、今回の本も読むのがとても大変楽しみです。   
是非、皆様の書棚に並べてください。

書名:『アイルランド「ケルト」紀行〜
    エリンの地を歩く』
著者:武部好伸
出版社:彩流社
定価:2300円
発行日:12月20日
ページ数:282ページ
サイズ:A5版
(縦19・5センチ×横13・5センチ)
ハードカバー
ISBN978-4-7791-1040-5 C0026



武部好伸さんの他の本




 
武部好伸さんによりますと;
アイルランドは、「ケルト」の国というイメージが強いのですが、どうしてそうなったのか、そして実像はどうなのか。それらを探るため、2007年の夏、約1か月間、アイルランド国内を駆けめぐってきました。
聖地タラの丘、古代遺跡ニューグレンジ、中世の石の城ロック・オヴ・カシェル、辺境のアラン諸島といった有名な観光スポットだけでなく、ムーンのハイ・クロス、英雄ブライアン・ボルーの生地キラロー、コナハト王国の都クルーアハンなどあまり知られていないところにも足を伸ばしてきました。歴史の香りを充満させた、従来のガイドブックとはひと味ちがった読み物に仕上がっていると思います。
これをもって、10年間つづけてきた「ケルト」紀行シリーズが完結します。以下のように、1999年以降、毎年欠かさず刊行してきました。
『スコットランド「ケルト」紀行』(1999年)を皮切りに、『スペイン「ケルト」紀行』(2000年)、『北アイルランド「ケルト」紀行』(2001年)、『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行』(2002年)、『フランス「ケルト」紀行』(2003年)、『ウェールズ「ケルト」紀行』(2004年)、『東ヨーロッパ「ケルト」紀行』(2005年)、『イングランド「ケルト」紀行』(2006年)、『イタリア「ケルト」紀行』(2007年)、そして本書『アイルランド「ケルト」紀行』です。
ヨーロッパを「ケルト」のフィルターを通して見てきたシリーズです。16か国、20地域に及びます。ほんとうに体力勝負でした!
★本書の〈「ケルト」紀行シリーズを振り返って〉(267ページ)をお読みいただければ、ぼくがどうして「ケルト」に取り憑かれたか、そして取材旅行の実態がおわかりいただけるかと思います。

◆ 英国伝統料理レシピ本の紹介 ◆

書名:
ジュリー・カレンの英国伝統の
    ホームメイドお菓子
著者:ジュリー・カレン (著),
訳者:徳野 千鶴子、 田川 由紀子
出版社:河出書房新社
出版日:2006年10月4日
ページ数: 80 ページ
サイズ: 25.4x18.2x1.2cm
     単行本(ソフトカバー)
ISBN-10: 4309280714
ISBN-13: 978-4309280714

  

 
 関西支部で開催されている美味しい英国料理教室の講師をされている斎藤公江先生は英国のナショナルトラスト運動にも造詣が深く、そのナショナルトラストから出版された英国伝統料理のレシピの本がでていることを紹介していただきました。
 先生の英国料理は英国料理の芳しくない評判を覆すのに十二分に魅力的であるとともに、08年09月の料理教室でもこの本のレシピからとったものもあったそうです。

こちらの本は翻訳されていますから、他の本よりとっつきやすいかもしれません。


 
書名:Complete Traditional Recipe Book
著者:Sarah Edington
出版社:National Trust Books
出版日:2006年9月
ページ数: 384 ページ
サイズ:25.4x19.4x5cm ハードカバー
ISBN-10:190540042X
ISBN-13:978-1905400423

  


 
 1885年設立の英国 The National Trust 協会は、産業革命により疲弊した自然などを荒廃の手から守り、民族に誇りある歴史的な建造物および自然環境を守ることに尽力してきました。最近では、食の伝統文化保存のためにも当協会は尽力を始め、伝統料理に関する書物を立て続けに4冊も刊行しました。食は大切な文化の一部です。英国を知るためにはぜひ伝統的な英国料理の本をひも解いてみてください。
 
400ページ近い本ですが、チャレンジされてはいかがでしょうか?
 
 
書名:Traditional Teatime Recipes
     (ハードカバー)
著者:Jane Pettigrew
ページ数:ハードカバー 192ページ
出版社: Pavilion; 3rd版 (2007/11)
言語: 英語
ISBN-10: 1905400527
ISBN-13: 978-1905400522
発売日: 2007/11
サイズ: 24.6 x 19.2 x 2.6 cm

   

 
 こちらも原書です。
 ティータイムのケーキなどに英語で
 挑戦して、英国の伝統的な雰囲気を
 味わいましょう。
 
書名:Good Old-Fashioned Puddings
著者Sara Paston-Williams
ページ数:ハードカバー 160ページ
出版社: National Trust; New Ed版
言語:英語
ISBN-10: 1905400500
ISBN-13: 978-1905400508
発売日: 2007/9/28
サイズ: 24.8 x 19.2 x 2.6 cm

   

 
 こちらも原書です。
 伝統的なプディングのレシピの紹介です。
 
書名: Good Old-Fashioned Jams,
     Preserves and Chutneys
著者:Sara Paston-Williams
ページ数:ハードカバー 178ページ
出版社: National Trust
言語:英語
ISBN-10: 1905400705
ISBN-13: 978-1905400706
発売日: 2008/11
サイズ: 24.8 x 19.2 x 2.8 cm

   

 
 これも原書です。
 伝統的なジャムなどのレシピの紹介です。
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