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■第38回アフタヌーン・ティの集い■
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●テーマ:スコットランドの草花 |
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| 10月5日あいにく小降りの雨の日ではありましたが、大阪・心斎橋英国屋でアフタヌーンティの集いが開催されました。今回のテーマは、「スコットランドの草花」。講師は帝塚山学院大学リベラルアーツ学部教授のシートン先生。英会話の本、日本のアンティークを紹介する本、そして、阪神大震災の鎮魂の詩集まで出版されている幅広い学識をお持ちの先生です。さらには、なんと35年前に関西支部長が英国に派遣されるときに、英語の個人レッスンをうけたことがあるという不思議な縁のある方でした。 まずは会場の英国屋について。英国屋だからきたけれど、イギリス屋だったらわたしはきていないとおっしゃって参加者を笑わせてからお話を始めるあたりは、関西にお住まいになって35年、笑いのつぼを心得ているなぁと感じさせるスタートでした。 スコットランドの草花については、下の写真にあるように、ティタオルに描かれているものを中心にお話されました。たくさんのヘザーの種類があるのには驚きましたが、ウイスキーの蒸留所の名前で知られている地名がついたヘザーが何種類かあってこれまた驚かせられました。 日本の道端では2メートルにもなるような植物が育つけれど、スコットランド、特に島々では風が強いために背の低い草花しか育たないのだという説明もされました。また、アザミの花にふれたバイキングの兵士がトゲの痛さに大声を上げてスコットランド兵に気づかれ、バイキングを撤退に追い込み、スコットランドを救ってから国花になった、という有名なお話もされました。 導入は草花でしたが、草花を通して、スコットランドのこと、スコットランドとイングランドのこと、さらにはアイルランドのことまで、歴史の話、政治の話まで時空も地理も非常に幅広くお話されました。 こんなに幅広い範囲の話を魅力的にされる先生なのですが、会場になかなかたどり着けず、スタッフのわたしたちをやきもきさせました。そして、開始数分前にたくさんの資料を抱え、汗びっしょりで先生が登場されたときには、ほっといたしました。携帯電話はお持ちなのだそうですが、使ったことがないとおっしゃっていました。そのとてもアナログな感じがとてつもなく似合っていらしたと申し上げては失礼でしょうか。 会場からあがる質問にも丁寧にそして熱く説明していただきました。キルトを持ち上げて(下着がみえないかどうか参加者をはらはらさせました)、シートン一族のタータンを語り、地味な色は昼に、派手な色は夜につけるとか、ボタン、ナイフ、靴にいたるまで昼用と夜用は違うという説明には皆さん驚かれていたようです。 先生が書かれた、日本のアンティークの本の紹介と世界の歌の本紹介があって、最後には、スコットランドの子守歌のひとつである Coulter's Candy と日本人にもよく知られた Auld Lang Syne について歌詞を詳しく説明してもらってから、この2曲を全員で歌いました。 スコットランド人の血が3/4とアイルランド人の血が1/4で、スコットランドに生まれ、ケニアで6歳まですごし、インドにも住んだことがあり、ドイツにも留学して、日本に35年住んだわたしは何人でしょう?と上手な日本語でおっしゃられた先生は、もう立派な日本人のような感じがしました。 この企画は、以前スコットランド協会のイベントでお願いしたアンケートに”シートン先生のお話を聞きたい”と書いてくださった方がいらしたので実現したものです。そのアンケートを書いてくださった方に感謝したくなった2時間でした。 |
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![]() シートン先生と参加された皆さん |
![]() 講演後のシートン先生 |
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![]() 配られた資料 |
![]() ティタオルに描かれた草花 |
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![]() たくさんの種類のヘザー(ヒース) |
![]() 蒸留所の名前(地名)がついたヘザーも |
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![]() ティタオルの草花を説明中 |
![]() 時には支部長もお手伝い |
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![]() ネクタイとキルトの模様の説明 |
![]() 明るいのは夜、地味なのは昼に着用 |
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