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■第40回アフタヌーン・ティの集い■
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●テーマ:「現代短歌へのご招待」 |
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9月6日、大阪・英國屋難波店でアフタヌーン・ティが開催されました。『現代短歌へのご招待』…若山牧水賞を受賞された香川ヒサさんのお話をうかがいました。当日は15名の参加がありました。スコットランドを旅して現代短歌を詠む人ってどんなお話をされるのでしょうか。皆さん、興味津々です。3日前にスコットランドから帰国されたばかりの香川さんは、パンツスーツ、メッシュに染めた髪が素敵な女性。まず、俳句と短歌の違いを説明され、他の歌人の短歌を紹介。短歌の歴史を語る上で白村江の戦まで遡りました。そして、古典和歌の説明。お話がうまいです!わかりやすいのでどんどん聴き入ってしまいました。現代短歌は、明治以降『私』を中心に物を見て作るそうです。近年、若い人は恋の歌を詠まなくなり、自分がどうしていいかわからない、悲しいと吐露する。老人は、ますます高齢化し90代や80代の歌人が活躍しているという現実。そして元来、存在が少ないはずの40代や50代が自分自身を見直して歌を詠む人が増えたそう です。 さて、香川さんの作品は…。ここでは、スコットランドの写真を見ながら、一つ一つ味わっていきます。灯台、麦畑、城、マクベス、川、ビル群、岩山、渓谷、廃墟、風、砂浜、カーライルの墓、クライド湾、大木、木漏れ日、空…。香川さんは、何でも詠んでしまいます。例えば麦畑、そこに悠久の頃より黙々と働いてきた人間の姿や時間を感じます。ビル群を、北海の油田と結びつけます。カーライルの墓までも。生家から墓まで歩いて5分ではなく86年かかったと。その斬新な発想には驚きました。そしてり偉大なる哲学者トーマス・カーライルは母親の手づくり料理を馬車で運ばせていたそうで、持ち運び用の四角い箱が現存するというお話も教えていただきました。いつの間にか私は、ぎっしりメモをとっていました。聞き逃したらもったいない!出席者からの質問がまた素晴らしく、更に短歌の魅力に迫ったようなお話が続きました。 香川さんいわく、スコットランドは、短歌に詠みやすい景色なのだそうです。風景の遠近感が歌になりやすいらしいです。一般にスコットランドを描いた絵画や写真はたくさんありますが、香川さんの短歌は、それ以上に荒涼たる大地や風の匂いがしてくるようでした。(清家久美子 記) |
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![]() 関西支部長挨拶中 |
![]() お話をされる前の香川ヒサさん |
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![]() 香川さんが撮られたグレンコーの写真 スコットランドの遠近感のある風景が 好きだそうです |
![]() これも香川さんが撮られた造船所の写真 かつて隆盛を誇った造船所も いまでは軍艦の製造をするばかり |
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