スコットランドを語る会(2006年) 第19〜24回
場所:いずれも東京「うすけぼー」南青山店

第24回 日  時:2006年11月24日(金)
発表者:伊村 元道さん
テーマ: 「コナン・ドイルのエディンバラ時代」
 シャーロキアンとして知られる伊村氏に主としてコナン・ドイルの家系、両親、学生時代、医者見習い時代について、詳しく解明して頂き、合わせて彼が転々と移り住んだ家の番地まで地図によって指摘してもらいました。今後エディンバラを訪れるときには、コナン・ドイルの足跡を追うのも楽しみの一つになるでしょう。シャーロック・ホームズのモデルの話、コナン・ドイルが明治日本の土木技師バルトンと親しい友人だったというエピソードも興味深いものでした。
第23回 日  時:2006年9月21日(木)
発表者:室崎 正平さん
テーマ:「スコットランド望見−紙上旅行者の独り言」
 室崎さんはスコットランドには1度しか行ったことがないそうですが、大変な読書家で、一般の会員が知らないような情報をたっぷり持っておられます。今回はお得意のケルト文化研究の余滴で、エディンバラ郊外にあるローマ時代の砦跡の話や、スコットランド人の祖先が話していたのはゲール語ではなくて、ウェールズ語だという話、それにスコットランド系米国人の密輸王リアル・マッコイの話など、珍しいお話を聞かせてくれました。
第22回 日  時:2006年7月14日(金)
発表者:山崎 美世子さん
テーマ:「日本スコットランド協会と私」
 日本スコットランド協会の黎明期には、オールドパー・ジャパンや兼松工商から資金援助があり、それをどのように有意義に使うかというのがスタッフの仕事だったそうです。事業の一環として有望な研究者をスコットランドの大学に送り込むこともやっていて、協会の恩義を受けて立派に成功した人々も十指に余るほどだとか。協会の活動を通して、他では体験できないような人間関係が生まれたのは自分にとって、大変幸せだと思っているとのことでした。
第21回 日  時:2006年5月24日(水)
発表者:佐藤 猛郎 JSS代表理事
テーマ:「マルカム三世について」
 スコットランド王国を古代国家から中世封建制国家に改革したマルカム3世は、王妃の聖マーガレットに敬服し、彼女が提案するイングランド化、ローマカトリック化に全面的に協力したといわれます。彼女に対するその熱愛ぶりと並んで、戦好きの一面が顕著で、遂にはこのために命を落とすことになるのですが、この極端なほどの熱中ぶりに、真摯な中世人気質を見ることが出来ます。この中世人気質はホイジンガの『中世の秋』において、強調された性質でもあるのです。
第20回 日  時:2006年3月24日(金)
発表者:井崎 淳一郎さん
テーマ: 「北欧から見た英国」
 今回は長い間ジェトロの駐在員としてコペンハーゲンを中心として活躍されていた井崎淳一郎氏に、北欧の視点から見た英国およびスコットランドについて語っていただきました。北欧,特にデンマークの珍しいお話は大変興味深いものでした。
第19回 日  時:2006年1月26日(木)
発表者:石川 陽子さん 
テーマ: 「エディンバラ オールドタウンを離れて楽しむ」
  これまで何度もスコットランドを訪ねて、その都度1ヶ月くらい滞在した経験のある石川さんが、ツアーの旅行者には滅多に行けない散歩道の魅力を紹介してくれました。フォース湾に面したクラモンド周辺の落ち着いた住宅地を散歩したり、ニュータウンを横切って、植物園の中を散策する楽しみを、地図入りで紹介されたのです。今後エディンバラを訪れて、少し日程に余裕があったら、ぜひこの楽しいコースを歩きたいものです。

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