◆スコティッシュ・デイ2019◆
JSSスコティッシュ・デイ2019 in 東京 Shall we Burns?
2月11日(祝・月)JSS・スコティッシュ・デイが開催されました。
JSSのスコティッシュ・デイはスコットランドの国民詩人、Robert Burnsの誕生(1月25日)を祝う、世界中で行われているバーンズ・サパーに因み、日本人の言葉でRobert Burnsの詩を味わい、理解し、それと同時にスコットランドを愛する人たちが集い、スコットランドのことをより深く知って楽しもうではないかという主旨で毎年行っています。実は知れば知る程スコットランドやスコットランド人は日本との関わりが深いのです。

さて、今年の会場は初めての試みとして着席スタイルをとりました。ウエルカム・ドリンクを手にした人々が、着席する中、バグパイプの音が鳴り響き、JSS会員の、パイパーの山根篤さん、チーフタンの高橋愛朗さん、ハギスを捧げ持つのは渋谷寛さん、ウイスキー・ベアラーは平尾達志さんが入場し,ハギスセレモニーが始まりました。
JSSのハギスセレモニーは日本語版です。Robert Burnsのハギスを称える詩“Address to a Haggis”をチーフタンの高橋代表が毎年「日本語」で熱演します。必見です。
ハギスセレモニーにつづく、今年のプログラムも盛りだくさんでした。
東京パイプバンドによる生演奏。
乾杯は初代エディンバラ日本国総領事の大塚清一郎さんのご発声。
和やかな会食の中、東京ブルーベル・ダンサーズによるスコティッシュ・カントリーダンス&ハイランドダンスのデモンストレーション、優雅な動きと力強いステップにみとれました。
ロバート・バーンズの詩の朗読は“O Once I Lov'd”〈おお、かつてぼくは愛した〉と.“For a' That, an' a' That”〈何と言っても人は人〉、スコッツ語の原詩は2人のスコティッシュが朗読、日本語は4人のJSS会員が朗読しました。
続く音楽は、東京外大の合唱部出身の若者達の混声合唱。
Loch Lomond〈ロッホ・ローモンド〉、ゲール語の曲・Fagail Lios Mor〈ファーカル・リスモア〉
3曲目の、Afton River(詩Robert Burns)は、詩の朗読、コーラス、ハープの演奏と同じ詩を3倍楽しみました。
続く、菊地恵子さんと高山聖子さんのハープ演奏。
John Anderson, My Jo 〈あたしの愛しい人、ジョン〉やSkye Boat Song(スカイ・ボート・ソング)など、バーンズの詩やスコットランドの曲を中心にお二人が優雅に奏でて下さいました。
楽しい時間の終わりには全員でダンスをたのしみ、来年もまた会いましょうとAuld Lang Syneの大合唱でお開きとなりました。
Auld Lang Syneは日本では蛍の光として、よく知られている曲ですが、原語(これもロバート・バーンズの詩)では再会を祝う曲で元気に歌います。
来年も多くの皆様のご参加をお待ちしています。
(國田あつ子)

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